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上手なお世辞で人の好印象を得るコツ

執筆者の写真: YU.YU.



ビジネスで、恋愛において、

あなたはお世辞を上手に活用できていますか?

マーケティングや心理学の世界でも、お世辞の効果については様々な研究がされています。

香港大学科学技術学部の研究によると、

相手からわかりやすいお世辞を言われたとしても、無意識レベルで

お世辞を言った相手に対し好印象を抱いてしまう。

という実証結果が出ています。

しかも、その印象は強力かつ長時間にわたり効力を発揮するのだとか。


またユタ州立大学のジョッシュ・ダニオン博士の実験データでは、

お世辞を言いながら接客した場合の平均売上げが、お世辞を言わずに接客した場合より

およそ10%増になったという報告もされているそう。


お世辞は人の好意を高め、それゆえ説得をも受けさせやすくする。

というメリットがあるのです。


人は「嫌いな人」より「好きな人」の思いに寄り添いたい。

お世辞を言ったくれた人の頼みごとには応えてあげたい。という気持ちになるので、

これほど簡単な心理術はないと言えますね。


先に述べたように、相手はそれがお世辞だとわかっていながらも、

無意識でその術にはまってしまうという効果が期待できるとはいいますが、

できればお世辞は上手に言いたいですよね。

では、ここからはお世辞を上手に使うテクニックをご紹介しましょう。


テクニック1つ目、「堂々と言う」

お世辞であっても、褒める好意自体にマイナス要素はないので、とにかく

堂々と言いきることが大事です。


それが難しい場合のテクニック2つ目、「前置きを入れる」

「直接言うのは恥ずかしいのですが・・・」

「こんなことを言っては失礼かもしれませんが・・・」

というような前置きを入れてみましょう。

前置きを入れることにより、お世辞を言っている本人を謙虚な人にみせる効果が追加され、わざとらしくない、自然なお世辞に聞こえるようになります。


それでは、シーン別お世辞についてお話しします。


ビジネスや営業において、内容はあまり関係しません。

具体的に褒める内容が思いつかなければ、無理に言う必要はないのです。

「いいですね!」

「素敵ですね」

「すごいですね」

内容よりも、褒める回数を増やす方が、重要になります。


次に、恋愛において、男女別のお世辞例を上げておきます。


女性に対して(男性から女性に)

外見や服装などを褒めると効果的です。

容姿や外見を褒められることは、女性なら誰でも嬉しく思うものです。

躊躇せずに褒めましょう。ただし性的なものはやめてください。


「笑顔やしぐさが、すごくかわいいね」

「その服すごく似合っているね、君の雰囲気にとても合っているよ」

「髪型変えたんだ!いつもの感じも好きだけど、新鮮ですごく良いね」


男性に対して(女性から男性に)

外見や服装もそうですが、男性が頑張っていることや

社会的なステータスなどを褒めると効果的です。


「ストイックに仕事を頑張っていて、すごい!」

「大きな仕事に抜擢されるなんて、さすが!」

「あんな車や腕時計を持っていて、かっこいい!」


男性によっては、所属している会社や仕事、持っている車や腕時計に対して

誇りを持っていて、それを自慢に思っている人もいます。

そこを褒めれば、男性は瞬く間に良い気持ちになるでしょう。



ビジネスや恋愛の場面でお世辞を適切に使えば、

きっとあなたの対人スキルも上がっていきますよ。


ぜひ、お試しを。




堂々とした

お世辞ひとつで

世界は上手く

まわってゆく









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